この度の移民法改正により、非EU国籍の外国人が Carta di Soggiorno (長期滞在者用滞在許可書=現Permesso di Soggiorno CE per soggiornanti di lungo periodo、1998年立法命令第286 号移民統一法典第9条 第1項に基づく)の交付を申請するに当たり、EU 委員会によって提案されたイタリア語能力の基準であるレベルA2相当以上のイタリア語能力テストを受験し、合格することが必要になりました。
書類(滞在許可書)交付の必要条件
イタリア語能力テスト免除のケース
イタリア語能力テスト受験のリクエストは、所轄の県庁あてにオンラインにて申請できます。非EU国籍の外国人は、申請から60日以内に県庁より試験に関して召集を受け、試験実施日、時間、試験会場を指定されます。このテストに合格する為には、簡単な文章の理解力、市民公的生活への対応(相互理解)能力があるかを基準とした内容の試験において、80%以上の得点が必要とされます。不合格だった場合には、再度オンラインにより追試を申請する必要があります。(不合格より4カ月以内に追試を受ける場合には、新たな追加費用は生じません)。
CiaoItaly では、 Integra Servizi per l’Immigrazione (移民の為のアシスタント&代行業務サービス)とのコラボレーションのもと、滞在許可書申請の一連の手続きをする、他にはないサービスを提供します。 Integra Servizi per l’Immigrazione、そのオフィスをVia Genova,23にもちますが、イタリア語能力テスト準備コースの入学手続きから、滞在許可申請における必要書類の準備及び確認まで、またオンラインによるイタリア語試験の受験の申請の一切の代行業務を行います。準備コースは CiaoItaly において、毎月初旬より開催され、夕方2時間の授業が合計8回行われます。コースではイタリア語試験に対応した内容のもと、参加者の方は受験準備ができ、さらに学校外でも勉強が続けられるように、CD付きの本が贈られます。また、コース入学にあたってのレベル試験は無料でお受けいただけます。
滞在許可書交付のための手続過程